シロアリ初期の見分け方|見落としがちな所と先に確認する順番

シロアリは「羽アリが出た」だけで決めつけるより、家の中の“初期サイン”を順番に見るのが確実です。床下じゃなく、まず見落としやすい場所から確認する手順をまとめます。

シロアリ初期:見落としがちな所

シロアリって、名前を聞くだけで不安になりますよね…。

ただ、初期の段階ほど「はっきり壊れてる感じ」が出にくくて、見落としやすいです。

今日は、難しい話は抜きにして“初期のサインを拾う順番”だけを整理します。

  • 初期に出やすいサイン(見落としポイント)
  • 確認の順番(判断基準は3つ)
  • 今日やるStep1-3(家の中だけでできる範囲)

結論:見る順番は「水気→木の近く→家の外周」

シロアリの初期チェックは、いきなり床下を覗くよりも、まず条件が揃いやすい所から見た方が早いです。

順番 見る理由 代表的な場所
①水気 湿り気があると活動しやすい 洗面台下/風呂場の出入口/キッチン下
②木の近く 木材・段差まわりにサインが出やすい 巾木(はばき)/框(かまち)/窓枠
③家の外周 侵入のきっかけが外側に残っていることがある 基礎の周り/庭の木材・杭/植木鉢

ここだけ安心材料:初期のチェックは「黒か白か」じゃなくて、怪しい候補を集める作業です。候補が増えたら、そこで初めて専門の点検を考えるのが現実的です。

シロアリ初期のサイン:見落としやすいのはこの5つ

サイン 見え方 見落としがちな場所
①木が“ふかい”感じ 押すと少し沈む/軽い違和感 巾木・窓枠・ドア枠
②細い土の筋(蟻道) 泥の線みたいな通り道 基礎の立ち上がり・配管まわり
③床の鳴り方が変わる 同じ場所だけ音が違う 洗面所・キッチンなど水回り近く
④木くず・粉っぽいもの 細かい粉やカスが落ちる 窓枠の下・収納の隅
⑤建具の違和感 ドアが引っかかる/閉まりにくい 湿気の多い部屋の出入口

注意:これらは「必ずシロアリ」という意味ではありません。
ただ、複数が同じエリアに集まっていると、点検する価値が上がります。

まずやりがちな誤解:「羽アリ=シロアリ確定」ではない

春〜初夏あたりに「羽アリを見た!」となると、すごく焦ります。

ただ、羽アリには種類があって、それだけで決めつけるのは早いです。

落ち着くための見方:羽アリを見たら「日時・場所・数」をメモして、今日のチェック(Step1-3)で同じエリアにサインが集まるかを見た方が判断しやすいです。

今日やるStep1-3:家の中だけで“候補”を拾う

  1. Step1:水回りの近く(洗面台下・キッチン下)を開けて、木部を軽く押してみる
  2. Step2:巾木・窓枠・ドア枠を、目で見て、指でなぞって違和感がないか見る
  3. Step3:家の外周(基礎まわり・配管の出入り)をぐるっと一周して、土の筋がないか見る

やり方のコツ:強く叩いたり、無理に剥がしたりはしなくて大丈夫です。
「押して変」「線がある」「同じ場所に集中」だけ拾えればOKです。

チェックの判断基準:業者に相談する目安は“数”じゃなく“集まり方”

「サインが1個あったから即アウト」と考えると、心が持たないです。

目安は、同じエリアにサインが集まっているかです。

状態 考え方 次にやること
サインが1つ・単発 湿気や経年の可能性もある 場所を記録して、数週間様子を見る
同じ場所に2〜3個 点検する価値が上がる 写真を撮って、無料点検の候補にする
土の筋+木の違和感が同じエリア 優先度が高い 早めに専門点検(見積りは複数が安心)

小さなコツ:点検を頼む前に、違和感の場所を写真で残しておくと、説明がラクです。

質問と回答:初期で迷いやすい所だけ

質問:床下を見ないと分からない?

回答:もちろん床下が見られると強いですが、まずは家の中と外周だけでも“候補”は拾えます。候補が集まってから、床下点検を考える流れで大丈夫です。

質問:自分で薬剤をまくべき?

回答:初期で確証がない段階は、先に状況把握が安心です。薬剤は「場所と原因」がズレると効きにくいことがあるので、怪しいサインが集まったら点検で方向を決めるのが安全です。

まとめ:初期で見落としやすい所は“水回りの近く”

  • 確認は「水気→木の近く→家の外周」の順が早い
  • サインは単発より「同じ場所に集まるか」が大事
  • 強い確証がなくても、写真とメモで判断しやすくなる

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