現場チェックリスト|穴・フン・巣の痕を見落とさない順番

現場を見て「何から確認すればいい?」となりやすい。穴・フン・巣材・かじり跡・足跡・におい・音の7項目を、家の中で見つけやすい順にチェック。写真とメモの残し方もテンプレ化。

現場チェックリスト:穴・フン・巣の痕

害虫・害獣っぽい気配があると、まず頭が真っ白になりますよね。

でも実は、ここで頑張るのは「正体当て」じゃなくて、状況を整えることなんです。

現場で見たものを、同じ型で拾っていくだけで、相談が一気に進みやすくなります。

  • 現場で見る場所の順番(チェックの流れ)
  • 穴・フン・巣材など「痕跡7項目」チェックリスト
  • 写真とメモのテンプレ(そのまま使える)
  • 触らない方がいいポイント(安全ライン)

結論:現場は「順番」を決めると見落としが減ります

現場で迷う原因は、見る所が多すぎるからです。

だから最初から、見る順番を固定しちゃいます。

順番 見る場所 狙い
① いちばん怪しい部屋 見た/聞いた/臭った場所 「現場の中心」を決める
② 壁ぎわ・角・配管まわり キッチン・洗面・床の境目 侵入口の候補を探す
③ 物陰(家具の裏・収納の奥) 暗い所、暖かい所 巣や通り道の痕を拾う
④ 外とつながる所 窓・ベランダ・換気口 外側の原因も含めて絞る

ポイント:「家中を探す」より、中心→周辺の順にすると、情報がまとまりやすいです。

安全ライン:触らない・吸わない・無理に覗かない

チェックは大事なんですが、無理して怪我や体調不良になったら本末転倒です。

  • フンっぽい物は触らない:乾いていても直接触れない(ティッシュ越しでも避けるのが無難)
  • 掃除機で吸わない:粉が舞うと後が面倒になりやすい
  • 床下・天井裏は無理に覗かない:落下やホコリ吸い込みが怖い
  • 見失いそうなら追わない:別の場所に入ると状況が分かりにくくなります

チェックリスト:この7項目だけ押さえれば話が進む

ここからが本編です。

「あった/なかった」だけでもOKなので、淡々と拾ってください。

項目 どこに出やすい? 見るコツ メモに残す言い方
① 穴・すき間 配管の周り、壁の角、床と壁の境目 直径、周辺の削れ、汚れを確認 「壁ぎわに直径○mmくらいの穴」
② フンっぽい粒 壁際、棚の奥、キッチン下、窓際 量(数・範囲)、新しい/古そうを観察 「黒い粒が壁際に点々(半径○cm)」
③ 巣材・ゴミ溜まり 収納の奥、天井付近、断熱材の周辺 紙くず、布、草、断熱材のほぐれ 「棚奥に紙くずが固まってる」
④ かじり跡・削れ 木の枠、配線周辺、段ボール 新しい白い面が出てるか、粉が落ちてるか 「木枠に削れ、粉が落ちてる」
⑤ 足跡・こすれ跡 壁沿い、ベランダ出入口、床 黒ずみ、油っぽいスジ、毛の付着 「壁沿いに黒いスジがある」
⑥ におい 収納、床下付近、天井の近く 部屋のどの位置で強いか 「押入れ奥で臭いが強い」
⑦ 音 天井裏、壁の中、換気口付近 時間帯(夜/朝)、場所(どの部屋の上) 「深夜に天井からカサカサ音」

一番ラクな残し方:「①〜⑦」を、あった物だけメモに列挙すればOKです。全部を完璧に書かなくて大丈夫。

最短手順:チェック→写真→一行メモ(3ステップ)

  1. Step1:上の7項目で「ある/ない」をざっと見る(3分)
  2. Step2:あった所だけ写真(引き→寄りで2枚)(2分)
  3. Step3:一行メモにして完成(30秒)

一行メモの型:いつどこで、何の痕が、どのくらい

例:「今朝、キッチン下の奥で、黒い粒が点々(半径10cmくらい)ありました」

ここで悩みがち:これは“証拠”じゃなくて“状況メモ”で十分

「これが本当にフンか分からない」「穴って言っていいのか不安」

その感じ、すごく分かります。

でも、最初は断定しなくてOKです。むしろ「それっぽい痕がある」が伝われば、次の案内に進みます。

言い換えテンプレ(迷ったらこれ)

  • フン断定 → 「フンっぽい黒い粒」
  • 巣断定 → 「紙くずが固まってる感じ」
  • 侵入口断定 → 「すき間が広い所がある」
  • 害獣断定 → 「夜に天井から音がする」

質問と回答:よく止まるところだけ

質問:見つけた“痕”は掃除しちゃダメ?

安全のために、無理に残す必要はないです。ただ、連絡や相談の直前なら、先に写真だけ撮ってからの方が話が早いです。触れずに撮れる範囲で十分です。

質問:何も見つからなかったら、連絡しない方がいい?

見つからない日もあります。音やにおいなど「現象」だけでも伝えられますし、いつ・どこで起きたかの情報があれば相談は進みます。

まとめ:現場はこの順で見れば大丈夫

  • 現場は「中心→周辺→外につながる所」の順で見る
  • 痕跡は穴・フンっぽい粒・巣材・かじり跡・こすれ跡・におい・音の7項目だけ
  • 残すのは写真(引き→寄り)一行メモで十分