害虫・害獣の証拠写真|撮る場所5つで見積もりがズレにくい

写真を撮って送るだけで、現地調査までの話が早くなりやすい。ただし撮る場所がズレると逆に判断がブレる。全体・被害・侵入口・痕跡・比較サイズの5点セットと、撮れない時の説明テンプレをまとめ。

写真を撮るならここ:見積もりがズレにくい

害虫・害獣の相談って、最初がいちばん混乱しますよね。

「写真ありますか?」って聞かれるけど、何を撮ればいいのか分からなくて、結局うまく伝わらない…みたいな。

でも、撮る場所をちょっとだけ揃えると、見立てがブレにくくなって、話が早く進みやすいです。

  • 撮る場所は「5点セット」だけでOK
  • 撮り方のコツ(近づきすぎない・サイズ比較)
  • 写真が撮れない時の説明テンプレ

結論:写真は「5点セット」で撮ると強い

いきなり虫(動物)をドアップで撮ろうとすると、見失いやすいです。

それよりも、業者さんが判断しやすいのは状況のセットです。

撮るもの コツ なぜ必要?
① 現場の全体(部屋が分かる) 引きで1枚。床〜壁〜周辺が入るように 場所・動線・作業のしやすさが想像できる
② 被害のアップ(噛み跡・汚れ・穴) 同じ場所を「少し引き」と「寄り」で2枚 被害の種類・進み具合のヒントになる
③ 侵入口っぽい所(隙間・配管まわり) 壁の角、配管、換気口、床の隙間を意識 原因の仮説が立ちやすい(対策も見える)
④ 痕跡(フン・抜け殻・巣材) 触らず、そのまま撮る。複数あるなら並べて 対象の推定に直結しやすい
⑤ サイズ比較(定規・硬貨など) 同じ写真内に置いて撮る(離して別撮りしない) 「小さい/大きい」の認識ズレを減らせる

ひとこと:5点セットのうち、③と⑤があると一気に強くなります。種類当てより「状況が伝わる」方が大事です。

先に安全:近づかない・触らない・追わない

ここだけは守ってください。

写真のために無理をすると、余計に怖い思いをしやすいです。

  • 触らない:フンや巣材っぽい物も、基本そのまま
  • 追いかけない:見失って別の場所に入ると、状況が分かりにくくなる
  • 近づきすぎない:刺す虫・かむ虫・驚く害獣は距離を取る
  • 暗所は無理しない:天井裏・床下の覗き込みはケガの元(写真がなくても相談は進みます)

撮り方のコツ:同じ場所を「引き→寄り」で揃える

写真が伝わらない原因って、ピントがどうこうより、位置関係が分からないことが多いです。

なので、同じ場所でこの順番がいちばん楽です。

  1. Step1:引きで1枚(部屋と場所が分かる)
  2. Step2:少し寄って1枚(壁・床・角など「どこか」が分かる)
  3. Step3:最後に寄りで1枚(痕跡や穴の形が分かる)

コツ:「ドアップ1枚だけ」にならないように、引きとセットで撮ると、説明がほぼ要らなくなります。

場所別:ここを撮るとズレにくい(住まいの“入口”)

害虫・害獣の話で、よく論点になるのが「どこから入った可能性があるか」です。

撮れる範囲でいいので、次の辺りを押さえると話が早いです。

場所 撮るポイント よくある見落とし
キッチン シンク下の配管まわり、壁際、床との境目 棚の奥の隙間が写ってない
洗面所・浴室 排水口まわり、換気口、ドア下の隙間 「湿気のある角」が写ってない
玄関・窓 サッシの隙間、網戸の破れ、玄関ドア下 外側(ベランダ側)の状況が抜ける
ベランダ・外周 室外機まわり、通気口、壁の穴・ひび 配管の貫通部が見えない
天井・壁 シミ、かじり跡、すき間、音の出る方向 「どの部屋のどの位置か」が分からない

ちいさな工夫:部屋名が分かるように「ドア枠」や「家具の角」を入れて撮ると、場所の説明が一気に楽になります。

写真が撮れない時:これを一行で言えば進む

写真がないとダメ、ではないです。

撮れない時は、言葉で同じ型にして伝えるのがいちばん強いです。

説明テンプレ(そのまま使ってOK)

いつ(例:昨夜23時ごろ)、どこ(例:キッチンの床・壁際)で、何っぽい(例:黒くて小さい/羽あり/カサカサ音/フンの粒)ものが、どのくらい(例:2匹/毎晩/1週間前から)ありました。住まいは戸建て/マンションで、ペット/子どもがいます。」

質問と回答:よく止まるところだけ

質問:虫(動物)そのものを撮らないと意味ない?

そんなことないです。むしろ、無理に追いかけて見失うより、現場の全体・侵入口っぽい所・痕跡の方が判断に役立つことが多いです。

質問:家の中を撮るのが恥ずかしい…

分かります。気になるなら、個人情報になりそうな物(郵便物、家族写真、住所が映る物)だけ避けて、床・壁・隙間中心に撮ればOKです。

まとめ:撮るなら「5点セット」だけで迷わない

  • 写真は全体・被害アップ・侵入口・痕跡・サイズ比較の5点セット
  • 撮り方は引き→寄りで同じ場所を揃える
  • 無理して近づかない。写真がなくても、説明テンプレで進む